爪は「指先を守る」という大きな役割があります。
モノをつかめたり、細かい作業が出来たり、歩いたり走れたりするのも「爪」のおかげ。
でもそれだけではありません。
寝不足で肌が荒れる、疲れがたまって顔色が悪い、生理前にニキビが出来る。
体の調子と密接な関係にある「素肌」ですが、
同じように体からのサインを目に見えるように伝えてくれているのが「爪」です。
なぜなら、爪も肌の仲間。
皮膚(表皮)の角質が変化してできたものが「爪」だから!!
皮膚の主成分で、美容素材でおなじみのコラーゲンは繊維状のたんぱく質、
爪も主に、たんぱく質の1種「ケラチン」で構成されています。
ただ、皮膚とは違って、神経が通っていないので、もし爪が傷ついても治ることはなく、
新しい爪が伸びるのを待つだけです。
でも、爪を作り出している「爪母(そうぼ)」というところは、血液も神経も通っているので
体の健康状態が爪にも影響するという訳です。
肌と同じように、人目に触れる指先。
そんな「爪」のこと、少し知ってみてはいかがでしょう。
次ページでは爪の基本構造を簡単にご紹介します。