♡貧血にはかつお♡
鰹には、魚肉トップクラスの含有量を誇るビタミンB12が多く含まれ、
赤血球の生成を助け、鉄とともに貧血を予防します。
また、カルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症を防ぐビタミンDもたっぷり含んでいるので
女性にはもってこい!の食材です。
そんな鰹を、江戸中期の俳人・山口素堂さんは
「目に青葉山 ほととぎす 初かつお」と詠まれていたそうです。
目にも鮮やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、食べて美味しい「初鰹」と
季節と旬モノを表現し、春から夏にかけ江戸の人々が最も好んだ俳句だそうです。
それをアレンジして「ネギ大葉、山ほど盛って、初鰹」と詠む方もいらっしゃるん
だとか。
初夏に出回る鰹は、昔から人気魚!ということですね。
材料 /2人分
○ かつお・・・・・・・・・・・・・・・150g
↑たたきでもお刺身用でも、切って売られているのでもOK!
○ 片栗粉・・・・・・・・・・・・・・・適量
○ 玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・1/4(100gくらい)
○ ピーマン・・・・・・・・・・・・・2個
○ 人参・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4(40gくらい)
○ 生姜・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2片(10〜15gくらい)
○ サラダオイル・・・・・・・・・大さじ1/2
【南蛮酢】
○ 醤油・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1と1/2
○ みりん・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
○ 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
○ 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
○ 唐辛子・・・・・・・・・・・・・・・適宜
○ 酢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
作り方
① 【南蛮酢をつくる!】南蛮酢の酢以外を鍋に入れ火にかける。沸騰したら火を止めて酢を加える。
② 野菜を千切りにする。かつおは1cmの厚さに切る。
③ フライパンにサラダオイルを熱し、野菜を軽く炒め、① に漬ける。
④ かつおに薄く片栗粉をはたいて、③のフライパンでさっと両面を焼く。
かつおが③に漬かるように軽く合わせてから、お皿に盛れば出来上がり!
※かつおの焼き時間は両面合わせて30秒くらい、本当にさっと焼く程度で大丈夫です!
今回使用した商品の詳しい内容はこちらから ↓ ↓ ↓
眞奈美さんポイント
かつおは火を入れると固くなってしまうので、焼き過ぎに注意が必要です!
かつおは両面合わせても30秒くらい、それぐらいにサッとで大丈夫です!
出来たては、野菜もシャキシャキとしていて、さっぱりとした味わいです。
翌日なると、味が馴染みますが、ピーマンの色が悪くなってしまうので、
染みこませて翌日に食べるときは、赤ピーマンがオススメです!
旬の春鰹は、秋の鰹に比べヘルシーでさっぱりいただけます。
「かつおのたたき」と言えば、野菜と一緒に食べるくらいでしたが、
今回は、かつおのたたきを使ったレシピを教えてもらいました!
かつおの生臭さが全くなく、南蛮酢がしっかり野菜とかつおに染み渡り、
さっぱりと美味しかったです!!
ご飯でガッツリいただけるメニューですので、お酒のアテ以外にも
ご飯のお供にも食べてもらえる献立です(^^)/
【かつおの栄養価について】
かつおには旬が年に2回あるってご存知ですか?!
これからの季節は「初かつお」、秋は「もどりかつお」
初夏に向け出回る鰹は、秋の鰹にくらべ脂が少なくさっぱりした味わいで
カロリーも控えめな食材です。
また、EPAという血液をサラサラにしてくれる栄養素や
脳の働きを活発化するDHAも多く含んでいます。
そして中高年の女性にとって心配な骨粗鬆症に対しては、栄養素に含まれる
ビタミンDがカルシウムの吸収を促します。
その他にも、ビタミンB群、ミネラルやカリウム、亜鉛などが
バランス良く含まれています。
また、タウリンも豊富に含まれていて、肝機能を高める働きもあります。
疲れたときには、元気を与えてくれる食材のひとつですね!(^^)/
かつおのたたきは新鮮なら、そのまま食べるのも
もちろん美味しいのですが、
これから暑くなる季節、
お酢でさっぱり食べるのもいいのではないでしょうか。